車を買取してもらう際、できれば高額で買取してもらいたい!というのが本心ですよね。
今はディーラーで買取してもらうと、高額買取してもらえないというのをほとんどの人が知っているので、買取専門業者に買取してもらうという人が多いです。
しかし、買取専門業者も全ての業者が高額買取してくれたり、待遇がいいというわけではありません。
場合によっては、高額買取してもらえない、高額買取だったのに減額された!なんてこともあります。
では、今回は車の買取契約後の減額について紹介していきます。
車の買取契約後の減額は本当にあるのか?
車の買取契約後の減額というのは本当にあります!
車の買取をする際に査定がありますよね?
その査定では数十万円という金額が提示されていたのに、車の買取契約をした後で「数万円でしか買取できません」なんてことになるのです。
「せっかく、期待して契約したのに!」、これで新しい車が購入できると思っていたのに!なんてことにもなってしまいます。
車の買取契約後の減額が本当にあるというのが信じられない人もいますよね。
その人のために、本当にあった減額例を紹介していきます。
本当にあった!減額された例
私の友人も車の買取契約後に減額された1人です。
私の友人は某有名買取業者に買取をしてもらうことにしました。
まずは査定、見積もりです。
査定の際に事故歴の有無、車検証の提示、車の傷の有無、オプションなどを確認されます。
見積もりの結果、50万円で買取すると某有名買取業者に言われました。
希望金額よりも高額だったため、すぐに「買取をお願いします。」と返事をしたらしいのです。
そして、契約書にその場でサインし、車も引き上げになりました。
買取されたお金も3日後に振り込みされていました。
しかし、1週間ほど経って某有名買取業者から電話がありました。
その電話の内容は
「事故歴が判明しました。ですので、買取金額が半値になってしまいます。振り込んだお金を半分返していただけますでしょうか?」
ということでした。
買取してもらった車は中古で購入しており、購入する際に事故歴はないとのことで購入していました。
自分で事故を起こした経験もありませんし、事故歴が本当なのか?もわかりません。
契約し、振り込みもされた後のことなので、減額はおかしい!と友人は怒っていました。
このように本当に減額されたなんてこともあるのです。
この友人はしぶしぶお金を返金し、半値での買取になりました。
車の買取契約後の減額…。その理由とは?
車の買取契約後の減額というのは理由があります。
その理由は自分自身にあるかもしれませんし、買取専門業者にあるかもしれません。
では、減額理由について紹介していきます。
- 事故歴の有無を伝えなかったため
- 買取業者が仕入れ価格を抑えるため
- 契約後に車に不具合が見つかった
主にこの3つの理由があります。
事故歴の有無によって、買取金額も変わってきます。
また、買取業者が買取した後の販売価格にも響いてくることなのです。
なので、事故歴の有無をしっかりと伝えなくては、契約してしまった後に事故歴の有無が分かってしまい、減額になるということがあります。
これは自己責任です。
悪徳業者であれば、買取業者が仕入れ価格を抑えるために最初は高額で買取したが、後になって傷や故障が見つかったと言って、減額を求められることがあります。
3つの目の理由として、契約後に車に不具合が見つかることもあります。
その場合、契約書の内容によっては減額もあり得ます。
なので、事前に契約内容などを確認しておく必要があります。
再審査になった場合の対処法!
車の買取契約後に再審査になってしまい、減額された場合。
どのような対処をすればいいのでしょうか?
- 消費者センターに相談する
- 契約解除する
- 証拠を見せてもらう
減額されないためにも、事前に車の傷の有無を確認しておいたり、事故歴の有無の確認、契約書の確認をしておきましょう。
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それでも減額になったという場合、消費者センターに相談するのが確実です。
適切な対処方法などを教えてくれます。
また、一番いいのは契約を解除し、振り込みされたお金などを返金するということです。
穏便に済ませることができます。
契約解除したくないという人や納得がいかないというのであれば、証拠を見せてもらいましょう。
傷がある証拠、事故歴の証拠などを見せてもらい、納得がいかなければ、弁護士などに相談してもいいでしょう。
まとめ
車の買取契約後の減額は本当にあります。
なので、油断せずに買取してもらう前に自分で確認できることは確認しておきましょう。
それでも減額された際は、消費者センターに相談したり、弁護士などに相談してもいいでしょう。
ぜひ、参考にしてみてください。